【完成品】「ガンダムEz8」「陸戦型ガンダム」ミキシング
制作概要
「HGUC ガンダムEz8」と「HGUC 陸戦型ガンダム」のミキシングになります。
第8小隊好きなんですよねぇ(しみじみ
「汚し塗装をしたいなぁ」という思いと、「Ez8にVアンテナ生やしてみたいなぁ」という思いが合体し、Ez8と陸戦型をミキシングすればいいじゃん!という極めて安易な考えで制作しました(笑)
ただし、今回はただの汚し塗装ではありません!
金属色を下地にし、剥型剤を使用することで本格的(?)な塗装剥げを表現しています!
私は大体こんなことしたい!から作るプラモデルを決めているので、一般的な決め方とは違うんですよね。。。
今回の経験によって得られた知見は下記になります!
剥型剤を使用した塗装のメリット・デメリット
それでは本編へどうぞ!
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ギャラリー
塗装・ウェザリングについて
まず、使用した下地、塗料についてです。
本体色:Mr.サーフェイサー 1000(C)→GX2 ウイノーブラック(C)→SM3 スーパーアイアン(C)→Mr.シリコーンバリアー(C)→C29 艦底色(C)→Mr.シリコーンバリアー(C)→C35 明灰白色(C)→汚し
ネイビー部:本体色と同等の下地→C14 ネービーブルー(C)?
フレーム類:NP2 メカサフLIGHT(G)
書いていて改めて思いましたが、中々の多層構造ですね。。。
その点フレームは摺動するので、できるだけ塗装を薄くするためにメカサフのみです。
メカサフは一発で決まるのでおススメです!
汚しについては下記を使用しています。
水性鉛筆
タミヤ ウェザリングマスター
タミヤ ウェザリングスティック
クレオス Mr.ウェザリング
汚しの際に意識した点は下記になります。
・盾を構えるため、左側面は弾痕や破片による傷を多め
(代わりに盾裏の損傷はほぼなし)
・右腕は盾を構えない近接戦闘を意識し、細かい傷は減らし大きな傷、補修部
・太もも部はスカートが擦れるため、横の擦れ傷
・しゃがむため、膝下に粉塵や草木の擦れによる汚れ
・武器は破損した場合は取替えると考え汚し無し
ところどころ銀色の下地が見えていますが、これが塗装を剥した箇所になります!
乾燥させた後、爪楊枝でチマチマ剝がしました(笑)
盾やバルカンのパイプ部はアルミパイプ(外径0.6 内径0.2)を使用しており、
膝の突起は百均の虫ピンを付けています。
迷彩塗装もしてみたくなり、パラシュートは迷彩にしています。
ただ、よく考えると空中なので緑×オレンジの迷彩はおかしいですね。。。
まあかっこよければヨシ!
因みにベルトは通常シールで留めることになっていますが、
貼りかえるのが嫌だったのでプラ板の留め具を作成しています。
一部蛍光色を使用しているため、ブラックライトに照らすと発光します。
隠密作戦しているみたいでいいですね~
最後に
一通り完成品を確認頂いた上で、冒頭の剥型剤を使用した塗装のメリットになります。
・本物と同じ形で塗装剥げを表現できる
正直これにつきますね。それに対してデメリットは下記になります。
・多層構造になり、塗装が面倒
・塗装が剝がれやすいため、動かしにくい
・細かく剥がすのが難しく、修正も難しい
・二層構造にしても、間の色(今回は艦底色)は出にくい
凄そう!と思ってましたが、実際にやってみるとかなりデメリットが目立ちますね。。。
普通は角で塗装剥げを表現することが多いと思いますが、
思い通りに塗装を剥ぐのがかなり難しく破片による傷ということでごまかしています。
正直1/144のHGより、1/100のMGが塗装剥げが大きくても大丈夫なので、
挑戦するならMGの方がやりやすいと思いました。
また、動かす際の塗装剥げを気にするなら、
剥がすところピンポイントに剝型剤を塗った方がいいかもしれませんね。
色々悪いところを挙げましたが、
艦底色を塗ってから塗装…と本当の塗装に近い形で塗っていく過程はかなり楽しかったので、いつか再チャレンジしたいですね!
(もし過程の写真を見つけたらアップします)
それでは皆さんも楽しいプラモデル制作ライフを!
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