【完成品】「タミヤ 1/12 カワサキ Ninja H2R」
制作概要
制作背景
キャンディ塗装したい!鏡面処理したい!スケールモデルを作ってみたい!
そこで見つけたのが「タミヤ 1/12 オートバイシリーズ No.131 カワサキ Ninja H2R」
なんだこのバイクは…カッコいい…!バイク乗らないけど(笑)
そこで始まったNinja H2R制作ですが、ガンプラばかり作っている私にはいくつかの困難が訪れました…
得られた経験
今回のNinja H2R制作で、下記経験を得ることができました!
・スケールモデル作成
・キャンディ塗装、鏡面処理
・ラインデカール貼り
それでは本編へどうぞ!
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ギャラリー
拘りポイント
今回の拘りポイントは下記になります。
・キャンディ塗装と鏡面処理
・マフラー
・各種部品の質感再現
キャンディ塗装と鏡面処理
表面を耐水ヤスリ#1500まで水磨ぎ後、ボディは下記塗装を施しています。
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー(C)→GX2 ウイノーブラック(C)→SM1 スーパーファインシルバー(C)→GX101 クリアブラック(C)→XC8 ムーンストーンパール(C)→GX100 スーパークリアⅢ(C)→(デカール)→GX100 スーパークリアⅢ(C)
クリアブラックは色にばらつきが出ない様に、各パーツを見比べながら重ね塗りし、トップコートクリアに関しては、デカール貼り後、4回以上重ね塗りしています。
その後、下記鏡面処理を施しています。
神ヤス#2000~#10000水磨ぎ→タミヤコンパウンド粗目→細目→仕上目
長ーーーーい重ね塗りと表面処理のお陰で、デカールの段差は無くなり、本物の車両塗装の様に深みのあるメタルブラックとパール処置になりました!長かった(泣
マフラー制作
マフラーに施した処置は下記になります。
・合わせ目消し
・グラデーション塗装
合わせ目消しですが、ガンプラであればダボで固定できるところを凹凸があるだけなので、目玉クリップで固定しながら接着しています。
その後、捨てサフを吹き、隙間が残っていればラッカーパテで埋めて研磨…これを繰り返すこと3回余り…パテ埋めしてるのに何でまた隙間があるんだよぉ!!!(血涙)
パテが隙間に上手く入っていなかったのかもしれません。
乾く時間が待てないので、ラッカーパテをやめて光硬化パテで試行回数を稼ぐ作戦へ変更。溶接部だから多少盛り上がってもいいよな!ということで完成!
そしてMr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー(C)→GX2 ウイノーブラック(C)→SM1 スーパーファインシルバー(C)で塗装したのですが、なにか違う…
メタリック塗装なので何も考えずに下地を黒に選びましたが、色が重すぎました。
そこで塗装を剥いで、Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー(C)→GS02 エヴォホワイト(G)→SM1 スーパーファインシルバー(C)に変更!
一般的にはGP07 プレミアムメッキシルバー(G)等のメッキシルバーを使うことが多いですが、クリア塗装ができなくなってしまうので、通常のシルバーを使用しています。(持ってなかったからなんて言えない…)
そしてグラデーション塗装は下記塗料を使用しています。
101 蛍光ブルー(G)
136 プリズムマゼンタゴールド(G)
GX104 クリアグリーン(C)+C47 クリアーレッド(C)
塗装はマフラー画像を調べてそれっぽくしています!グラデーション塗装は薄く吹いていけば、割と適当でもなんとかなります(笑)
各部品の質感表現
シートやハンドル類は質感を変更し、できるだけそれっぽく仕上げています!
我ながら凄くシートっぽい!乗ったことないけど(笑)
カラー:C100 マルーン(C)+075 ニュートラルグレーⅤ(G)の調色
トップコート:GX114 艶消しスーパースムースクリア(C)
反省点
ラインデカール貼り
デカールはキット付属のものを使用したのですが、貼り付ける際余白を切り取らずに貼り付けをしました。
その結果、下記不具合が発生しました(泣
・余白がはみ出す → 乾いた後のデザインナイフでは処理しきれない
・余白が大きいまま → デカールがゆがみやすくなる
⇒鏡面処理の際に破損しやすくなる
余白がはみ出した際は「乾いたらデザインナイフで切り取ればいっか」と思っていたのですが、実際に切り取ると完全には切り取りことができません。
また、目視ではよく分からないのですが、デカールが大きければ大きいほど歪んでしまいます。
その状態で鏡面処理を施していった結果…
デカールの一部が破れました(ガーン
そのせいで
・デカール剥ぎ
・デカール再購入(パーツ請求)
・デカール再貼り付け
・再クリア塗装(一度剥いでいるため盛大な段差付き)
とかなり無駄な労力をつぎ込むことになりました…
クリア塗装、鏡面処理
トップコートのクリア塗装と鏡面処理ですが、下記に注意です。
・でっぱりが多い箇所 → クリア塗料が吹き溜まる上に研磨しにくい
・鏡面処理をしすぎる → 塗面を貫通
何度もクリアを吹き付けるのですが、特にカウル回りはでっぱりが多いため塗料が吹き溜まる上に研磨しにくいのでなんか汚くなる…
このような箇所はエアブラシの圧力を調整して塗装の時点で丁寧にした方がいいですね。
また、動画等を見ながら研磨していたのですが、やりすぎて気が付いたらブラック部が露出!
泣く泣くそのパーツはシルバーから吹きなおしました(泣
皆さんも鏡面処理をする際は動画等に気を取られない様に気を付けましょう(戒め
スケールモデル特有の組み立て
普段スケールモデルを制作されている方にとっては常識かもしれませんが、ガンプラと異なり接着剤を使用しないと組み立てられません。
一応知ってはいたのですが、いざ作り始めると
色、ディティールアップ箇所の度に仮組み立て
⇒都度マスキングテープで固定する必要あり
どの様に制作するか考えながら作ることが多い、制作中に他のことをして時間が空くことが多いため、仮組みをして確認することが多いのですが、仮組みがめんどくさい!
そこで、接着剤を使用するタイプのプラモデルは下記をした方がよいと感じました。
・初期段階で制作内容を決めておく
・仮組みした写真を撮っておき、組み立てなくても確認できる様にする
最後に
制作にかなり時間がかかってしまいましたが、出来上がった姿を見ると作ってよかったな~と感じますね。
あまり拘り過ぎると作品が完成しなくなってしまいますが、その分満足感も高いです。
それでは皆さんもよいプラモデルライフを!
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