【制作記】「1/1 カップヌードル」簡単塗装制作
始めに
突然ですが、皆さんは日清カップヌードルはお好きですか?
ボクは好きです!
ちょっと夜更かしして小腹が空いたときに無性に食べたくなりますね。
お湯を入れて3分、すぐに出来上がっておやつにちょうど良い量ですよね。
なぜこんな話をしたのかというと…
実はこの世には1/1カップヌードルというプラモデルが存在するからです!
因みにこのカップヌードル、バンダイのへんたi(ゲフンゲフン、超絶技術によりホンモノのカップヌードルを3Dスキャンして作り上げられているのです!
こんなのが売られてたら欲しくなるでしょ!作りたくなるでしょ!!!
今回はヘヴィなプラモデル制作を抱えた状態で制作するため、息抜きになる様に簡単塗装で制作していきます!
そのため、今回の制作ポイントは下記になります。
・サフレス部分塗装
・エナメル塗料墨入れ
・ウェザリングカラーによるウォッシング
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素組比較
まずはちょっと素組状態のカップヌードルとホンモノのカップヌードルを比較してみましょう。
うーん…寸分たがわず一緒だ…
パーツ数も多くなく、組み上げるだけでほとんど色分け出来ています。
しかし、一部シールで再現する部分があるため、ここを部分塗装により
簡単塗装(カップ編)
マークパーツ 部分塗装
まずは各種マークのパーツを部分塗装していきます。
元は真っ赤なパーツのため、白い部分を筆で塗っていきます。
筆塗りは乾かしながら縦横と交互に塗っていくとキレイに塗ることができます。
また、白い部分はモールド(溝)が彫られているため、はみ出しても大丈夫です。
塗料が乾いた後は、#1000の耐水ペーパーでヤスリ掛けすることでモールドとなっている部分をキレイに塗ることができます。
この様に成形色とモールドを生かすことで、簡単キレイに塗装することができます!
・筆塗りは乾かしながら縦横と交互に塗る
・事前にモールドや段差があれば、成形色を生かしてキレイに部分塗装できる
説明書き部 墨入れ塗装
説明書きは大きなシールが付いていますが、ここも墨入れにより塗装していきます。
墨入れにはエナメル塗料を使用しますが、そのまま塗ってしまうとプラスチックを破損してしまう恐れがあるため、事前にラッカー系塗料のクリアを塗装します。
このとき、拭き取りづらくなるのでツヤ消しクリアではなく、ツヤありクリアがよいです。
クリアを塗装した後、赤や黒のエナメル塗料を塗装していきます。
エナメル塗料はラッカー系塗料を侵食しないため、乾いた後でもエナメル溶剤で拭き取ることができます。
エナメル塗料はシャバシャバになるまで溶剤で薄めて、筆で点付けする様に毛細管現象で塗っていきます。
黄色い文字は本来は金色っぽいですが、金色系塗料があまり近い色ではなかったので、「XF4 イエローグリーン(T)」で塗装しました。
もっと近い色にしたいのであればゴールドとイエローグリーンを混ぜたら丁度いい色になったと思うんですが、「X12 ゴールドリーフ(T)」が実はラッカー系塗料らしく調色できませんでした。。。
こいつエネメル塗料とか言ってるけど、明らかにラッカー系塗料の臭いするもん。。。
「X31 チタンゴールド(T)」がちゃんとエナメル塗料らしいので、プラモ屋巡って探しましたが売ってませんでした。。。
まあイエローグリーンでもそれっぽいのでよし!ときには妥協も大事!
また、イエローグリーンは拭き取りが面倒になってヤスリ掛けで処理しました。
レッドが上手く拭き取れなかったし、これでよし!
・エナメル塗料はプラスチックを破損してしまう恐れがあるため、事前にツヤありラッカー系塗料を塗装する
・ラッカー系塗料の上であればエナメル塗料は溶剤で拭き取れる
・「X12 ゴールドリーフ(T)」はエナメル塗料ではない
簡単塗装(具材編)
麺・具材 ウォッシング
麺はホンモノより色が明るいため、「WC3 ステインブラウン(C)」でウォッシングします。
Mr.ウェザリングカラーを使い古した筆で適当に塗りたくり、キムワイプ等で拭き取っていきます。
Mr.ウェザリングカラーは油絵具をベースとした塗料らしく、プラスチックの上だけでなく塗装面の上でも塗装を侵食せず拭き取ることができます。
Mr.ウェザリングカラーは、ヤスリ掛けやツヤ消しを塗装していないと簡単に拭き取れてしまいますが、麺パーツはデコボコしているため丁度良い感じに塗装することができました!
謎肉と卵も、「WC3 ステインブラウン(C)」と「WC4 サンディウォッシュ(C)」でウォッシングしました。
こちらは麺と異なりデコボコが小さいので、拭き取り過ぎない様に気を付けました。
・Mr.ウェザリングカラーはプラスチックの上だけでなく、塗装面の上でも塗装を侵食せず拭き取ることが可能
エビ グラデーション塗装
簡単塗装…とは言いましたが、エビはエアブラシでグラデーション塗装しました。
筆塗装でもよかったのですが、ノリにノッてきたのとエアブラシの練習がしたかったので思わず…
実際のエビはかなり白っぽいですが、お湯を入れたら色が鮮やかになりますし、ケレン味を入れて鮮やかに塗装しています。
使用した塗料は「C1 ホワイト(C)」と「C59 オレンジ(C)」になります。
塗装については、頭の断面等は白を強めに、尻尾付近や溝をオレンジを強くしています。
・頭の断面等は白を強め、尻尾付近や溝をオレンジを強めにグラデーション塗装
ネギ 筆塗り
ネギはそのままだとほぼお弁当のバレンなので、「GX1 クールホワイト(C)」を筆塗りで白っぽくしています。
ネギ自体はテキトウに切って、テキトウに捩じってます。
その上からテキトウに筆塗り…とにかくテキトウです!
ひとつ気になったのは、説明書通りに切ったのですが2枚重なった状態であったため、広げたら真ん中に謎の段差ができました。。。
これは重なった2枚を分割する様に分けた方がそれっぽかった気がします。。。
・テキトウに切ってテキトウに筆塗り!
・ネギの切り方を説明書通りにするかどうかはお好みで
最後に
今回は「1/1 カップヌードル」を簡単塗装で仕上げました。
完成品については別途記事でまとめますので、お楽しみに!
では皆さんもよいプラモデル制作ライフを!
【定価】¥2,420(税10%込み)