【完成品】「1/60 レーバテイン MIXING」
はじめに
皆さんは「フルメタル・パニック!」という作品をご存じでしょうか?
ライトノベルを原作とした作品で、ボクは原作を全て集める程度には好きな作品です(笑)
その中でも後半の主役機体「ARX-8 レーバテイン」は、鮮烈な登場シーンとその脳筋仕様(笑)、最期のシーンまで大好きな機体です。
そんなレーバテインですが、バンダイ製とコトブキヤ製のキットをミキシングし、自分好みのデザインで制作致しました!
そのため今回の完成記事、好き勝手やらせてもらいます!
それでは本編へどうぞ!
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撮影機材
ボクの撮影練習も兼ねて、撮影環境・撮影条件についても記載します。
今回の撮影では、下記機材を使用しています。
【カメラ】「SONY α6400」
【レンズ】「SONY SEL35F18」「SONY SEL1650」
写真下記に記載している項目については下記の通りです。
・焦点距離:35mm判換算距離
・F:F値(絞り)
・SS:シャッタースピード
・ISO:ISO感度
・WB:ホワイトバランス設定
ギャラリー
白背景
焦点距離:52.5mm F:F8 SS:1/30 ISO:200 WB:5000K A-B B2,G-M M0.75
まずは白背景で!
カラーリングですが、一部オリジナルの配色にしている程度でほとんど設定と同じにしています。
代わりに、マスキングによるヘックス迷彩を各部に施しました。
焦点距離:52.5mm F:F8 SS:1/30 ISO:200 WB:5000K A-B B2,G-M M0.75
左側面から見た場合は、ヘックス迷彩を抑えめにしています。
焦点距離:52.5mm F:F8 SS:1/25 ISO:200 WB:5000K A-B B2,G-M M0.75
右側面から見た場合は、ヘックス迷彩が派手になる様にしています。
焦点距離:52.5mm F:F11 SS:1/15 ISO:200 WB:5000K A-B B2,G-M M0.75
左側面には、「ARX-8」「08」と機体番号をデカールで配置しています。
焦点距離:52.5mm F:F8 SS:1/30 ISO:200 WB:5000K A-B B2,G-M M0.75
右側面は、二重のラインデカールやヘックス迷彩多めにしています。
焦点距離:52.5mm F:F8 SS:1/30 ISO:200 WB:5000K A-B B2,G-M M0.75
レーバテインは高出力なので、首回りや妖精の羽(肩の機器)回りに冷却パイプをディテールとして追加しています。
…という名目でパイピングしています。
うーん、センシティブ(笑)
焦点距離:52.5mm F:F11 SS:1/15 ISO:200 WB:5000K A-B B2,G-M M0.75
可動はバンダイ製のままほぼいじっていないので、しっかり可動してくれます。
焦点距離:52.5mm F:F11 SS:1/15 ISO:200 WB:5000K A-B B2,G-M M0.75
背中にマウントしているデモリッション・ガンですが、アームで射撃ポイントまで持っていける様にしています。
こういう可動、大好物なんですよね~
焦点距離:52.5mm F:F8 SS:1/25 ISO:200 WB:5000K A-B B2,G-M M0.75
165mm口径、デモリッション・ガン、ガンハウザーモードと。
少し背伸び気味、スタイリッシュな感じのポージングで!
黒背景
焦点距離:52.5mm F:F8 SS:1/30 ISO:200 WB:5000K
お次に黒背景で!
こちらの方が陰影をつけやすく、ディテールも見やすいですね~
焦点距離:52.5mm F:F8 SS:1/60 ISO:200 WB:5000K
各部にウェザリングも施していますが、レーバテインは「ラムダ・ドライバ」という特殊な機能があり大きな被弾が少ないので、擦れ傷や多少の汚れ程度に留めました。
焦点距離:52.5mm F:F8 SS:1/60 ISO:200 WB:5000K
ヘックス迷彩の多さも、黒背景の方が分かりやすいですね!
焦点距離:52.5mm F:F13 SS:1/25 ISO:200 WB:5000K
よーく見て頂けると分かりますが、レッドパーツのヘックス迷彩周りにグラデーションを入れています。
目立ち過ぎない色を選びましたが、あまりに目立ち過ぎなかったですね(汗)
焦点距離:52.5mm F:F11 SS:0.8 ISO:800 WB:7000K?
アイセンサと放熱索は蛍光塗料で塗装しているため、ブラックライト下で光ります。
後で思いましたが、ヘックス迷彩周りのグラデーションを蛍光塗料で行っても面白いかもしれませんね。
レーバテインは光らせる様な機体ではないので、別に要らないですけどね(笑)
焦点距離:52.5mm F:F13 SS:1/25 ISO:200 WB:5000K
グラデーション塗装やラインデカールによるデザインは、Twitterのフォロワーさんの作品からインスピレーションを得て施しました。
焦点距離:52.5mm F:F8 SS:1/60 ISO:200 WB:5000
パイプディテールも、Twitterのフォロワーさんの作品を拝見させて頂き取り付けることにしました。
皆さん、ありがとうございます。
焦点距離:52.5mm F:F11 SS:1/25 ISO:200 WB:5000K A-B B2,G-M M0.75
改めて、デモリッション・ガンと。
白背景と異なり、放熱索や妖精の羽を逆立て、マッシブな印象を目指しました。
各種裏打ち等も制作していますが、細かい部位が気になる方は制作記をご覧ください!
各種ポーズ
焦点距離:52.5mm F:F11 SS:1/25 ISO:200 WB:5000K A-B B2,G-M M0.75
『お久しぶりです、軍曹殿』
「……アルなのか?」
『肯定(アフアーマテイブ)。ただし、本機の名称はARX-8〈レーバテイン〉です。サガラ軍曹。あなたの戦争への復帰を許可願います』
「もちろんだ。許可する」
焦点距離:52.5mm F:F13 SS:1/13 ISO:200 WB:5000K A-B B2,G-M M0.75
「いいだろう。3分で片付ける!」
『3分は無理です。4分12秒くらいかと』
「うるさい。いくぞ……!」
『了解(ラージャ)、軍曹(サージ)』
焦点距離:52.5mm F:F13 SS:1/10 ISO:200 WB:5000K A-B B2,G-M M0.75
「なんだ、これは……!?」
《教育メッセージ。『これ』の対象を定義してください》
「この機体の跳躍力と設定の――」
《冗談です。なかなかのものでしょう?》
「おまえ……!」
焦点距離:52.5mm F:F8 SS:1/30 ISO:200 WB:5000K A-B B2,G-M M0.75
「で、もちろん使えるんだろうな!?」
《ラムダ・ドライバですか?》
「そうだ!」
《さあ……》
「なにが『さあ』だ!?」
《いえ。なにしろ使ったことがありませんので。無責任に肯定するわけにも――》
《接近警報!》
「もう知らん、試すぞ!」
焦点距離:52.5mm F:F11 SS:1/30 ISO:200 WB:5000K
「武器は?」
《各種あります。まずはこちらでいかかでしょうか》
「いいだろう」
《了解(ラージャ)》
焦点距離:52.5mm F:F11 SS:1/30 ISO:200 WB:5000K
「なんだ、この腕は」
《補助碗です。攻撃補助、弾倉交換、精密作業などにお役立てください。制御は私が行います》
「四本腕か。気持ち悪いな……」
《私は気に入ってます。この際、あなたの好みは度外視してください》
焦点距離:52.5mm F:F11 SS:1/30 ISO:200 WB:5000K
「とどめを刺すぞ」
《了解(ラージャ)》
焦点距離:52.5mm F:F11 SS:1/25 ISO:200 WB:5000K
「デモリッション・ガン。165mmだと……!?」
「工兵用の火砲ではないのか?」
《この火器は戦闘用です。炸薬も反動も桁外れですのでご注意を。ラムダ・ドライバなしで発砲することはできません》
焦点距離:52.5mm F:F11 SS:1/25 ISO:200 WB:5000K
「デモリッション・ガンを使うぞ!」
《了解(ラージャ)、デモリッション・ガン、ガンハウザー・モードに移行を完了》
《マスターモード・索敵モードへ移行》
《全パッシブセンサ・アクティブ》
焦点距離:52.5mm F:F9 SS:1/50 ISO:200 WB:5000K
《確実な照準です。発砲を》
「まだだ…吹き飛べ!」
焦点距離:24mm F:F5.6 SS:1/200 ISO:200 WB:5000K A-B B2,G-M M0.75
「アル……」
《はい、軍曹殿》
「すまない」
《いいえ》
焦点距離:52.5mm F:F13 SS:1/4 ISO:200 WB:6500K
《ひとつ試す前に聞いておきたい。私は人間ですか、機械ですか?》
「お前が……」
「自分で決めることだ……。人間はみんな……そうしている」
《感謝します》
「なにを――」
《1人でやってみます》
おわりに
ここまでご覧頂きありがとうございます。
後半は勝手に好きなシーンっぽくやってみました(笑)
それにしても、可動できるロボットの撮影は本当に難しいです(汗)
今回、ライティングや焦点距離についてはほとんど固定で行いましたが、それでも時間がかかりました。
カメラの設定は、改めて確認しなくてもある程度出来上がりが想像できる様になりたいですね~
そして、長かったレーバテイン制作もやっと終わりました。
要所でデザインに悩みましたが、様々な要素を詰込んだ上に新しい挑戦もできて満足です!
それでは皆さんも楽しいプラモデル制作ライフを!
【制作記】「1/60 レーバテイン MIXING」制作計画(1)
【制作記】「1/60 レーバテイン MIXING」改造・ディテールアップ(2)
【定価】¥3,960(税込み)