【制作記】「ポケプラ クイック!! 08 ミミッキュ」後ハメ加工・小道具制作(1)
制作背景
息抜きでお手軽に素組みしたミミッキュですが、素組みでは満足できない体になってしまっているので、全塗装していきたいと思います!
さらに、そのままでは可動が無く動きがないので、ちょっとした小道具も一緒に自作していきたいと思います!
記事のポイントは下記になります。
・目(本物)パーツの後ハメ加工
・小道具の自作(プラ板加工、磁石の埋込み)
それでは制作の様子をどうぞ!
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基本加工処理
後ハメ加工
塗装のために目(本物)のパーツを後ハメ出来る様に加工します。
本体側は穴が全く開いていないため半月型に切り取り、目(本物)は穴に入る様に突起を削りました。
これらのパーツは組み立てると見えなくなるため、大胆に切り出します。
最後に合せ目消しでパーツが接着された状態で組み立てられることを確認して完了です!
合せ目消し
後ハメ加工の完了後に合せ目消しへ移ります。
合せ目消しをするパーツは、本体の布パーツ、耳パーツ、尻尾パーツになります。
合せ目消しの範囲が広く、後述する構造上の隙間もありパテ埋めをする予定のため、割と適当にやりました(笑)
それにしてもミミッキュが鳥肌立ってるみたいですね…
本体の布パーツですが、パーツの角が丸まっていることもありどうしても隙間が生じます。
そのため、プラスチック用接着剤で接着した後、ラッカーパテを盛り付けました。
ラッカーパテは乾燥後のヒケ(減肉)が大きいですが、薄く塗り付けるのであれば特に問題無いですし、何より安いのがいいですね。
ちゃんと保管しないとすぐ固まってしまいますが…
【定価】\275(税10%込み)
小道具制作
磁石埋込み
小道具制作ですが、まずは後々のために本体に磁石を埋込みます。
埋め込んだ磁石ですが、埋め込むスペースに余裕があるため百均で購入したネオジム磁石を使用しました。
余裕があるといっても、磁石の径が6mm程度あるためギリギリまで切り出しています。
最後に磁石が抜けない様にランナーをライターで溶かして埋込みます。
ランナーの先端をあぶって穴に突っ込むと不格好になりますが、見えなくなる箇所なので気にする必要はありません!
材料費もかからずお手軽なので、見えない箇所のお手軽補強にはおススメです!
小道具①制作
1つ目の小道具ですが、PCで作成したい図形を描き、マスキングテープに手書き転写します。
転写したマスキングテープを1mm厚プラ板に貼付け、切出します。
1mmプラ板であればデザインナイフでも切り出せるので、加工が楽です。
そして、磁石位置および磁石の裏表を確認して、先ほど切出した部品に貼付けます。
これでミミッキュ本体に磁石で着脱出来る様になります!
こちらのパーツはスペースに余裕がないため、「ハイキューパーツ ネオジム磁石 丸形 直径2mm x 高さ1mm」を埋込んでいます。
実はPCで転写する前に、フリーハンドで図形を作成し、2mmプラ板で小道具を制作していました。
プラ板加工をするときはいつもなんですが、始める前は謎の自信があるんですよね…
実際は長さが微妙にズレるし、2mmプラ板は加工し辛いしで、途中で諦めました…
もう何年もやってるのにこのザマですよ!
小道具②制作
お次にもう1つの小道具も作っていきます。
1mmプラ板を適当に切出し、形を成形した後ライターで炙って曲げていきます。
この炙って曲げる作業が結構難しく、火を当てなさ過ぎると曲がりませんし、当てすぎると焦げてしまいます。
そこで、少しずつ火を近づけていき柔らかくなったタイミングを見計らって曲げます。
三角形の2mmプラ板を用いて、先ほど加工したパーツを台座となるプラ板へ取り付けていきます。
プラ板だけですと段差等が出来てしまうため、エポキシパテで肉付けしていき、台座との段差を滑らかにします。
エポキシパテはすぐ固まらず、粘土の様に形作ることができるます。
また、ヒケも少ないので今回の様な肉付けや小物の自作に便利です。
【定価】\440(税10%込み)
これらの小道具、使用方法はお察しの通りだとは思いますが、詳細については完成時のお楽しみに!
最後に
今回はポケプラ クイック!! 08 ミミッキュの全塗装にあたり、下記作業の様子をお伝えしました。
・合わせ目消しや後ハメ加工の基本加工処理
・自作小道具の制作過程
お手軽制作の延長で無計画に進めているため、改めて見返すと行き当たりばったり感が否めませんね…
まあそれでも何とかなるのが1人で進めるプラモデル制作のいいところですね!
次回は表面処理と塗装の様子をお伝えしていきたいと思います!
それでは皆さんも楽しいポケプラライフを!
【定価】\715(税10%込み)