【制作記】「ポケプラ クイック!! 08 ミミッキュ」下地処理・塗装(2)
概要
合せ目消し等の基本加工処理と、小道具を自作したミミッキュですが、塗装して完成させていきたいと思います!
完成させるにあたり、今回のポイントは下記になります。
・行き当たりばったりで制作したが故の失敗…
・あえて塗り跡が残る様にした筆塗装
それでは制作の様子をどうぞ!
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下地処理
ヤスリ掛け
まず、合せ目消し部分と前回盛ったラッカーパテを研磨していきます。
今回はツヤ消しで塗装するため、#400と#600までのヤスリ掛けにしています。
研磨する番手は少ないのですが、問題がここで1つ…
通常合せ目消しをすると合せ目消しした部分がヒケる(減肉する)ため、時期にもよりますが1週間程度乾燥させてから研磨した方がよいです。
しかし、待ちきれず乾燥時間1日未満で研磨したためか、まぁ~合せ目部分がヒケまくるんですねぇ…
更に、盛ったラッカーパテもすぐに研磨するため、研磨→サーフェイサーでヒケや段差発見→パテ盛り→研磨…を繰り返すこと4回程度…
やっとヒケや段差が無くなりました!
ここから得られる教訓は下記になります。
・プラスチック用接着剤を使用した合せ目消し、ラッカーパテ盛り後の研磨は、充分乾燥させてから行う!
・近道行為は遠回りになる!
教訓を書いてるボクが研磨で同じ様なくだりを毎回している気がしますが、自戒の意味も込めて書いてます(泣)
サーフェイサー吹き
繰返し行った研磨が終わったので、サーフェイサーによる下地作りをしていきます。
布の色は薄黄色になり、グレーのサーフェイサーでは発色が悪くなる可能性があるため、「GS09 サーフェイサーエヴォ レモンイエロー(G)」を使用します。
しかし、残念ながらエヴォ レモンイエロー一発ではラッカーパテの跡を消すことができませんでした…
そのため、使用したサーフェイサーは下記になります。
・布パーツ:Mr.サーフェイサー1000(C)→GS09 サーフェイサーエヴォ レモンイエロー(G)
・本体パーツ:GS03 サーフェイサーエヴォ ブラック(G)
これにより、ラッカーパテの跡を消して、レモンイエローをキレイに発色させることができました!
エヴォ ブラックは隠蔽力が最強なので特に語ることはありません!
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塗装
エアブラシ塗装
下地作りが完了したので、塗装に移っていきます!
エアブラシ塗装で使用した塗料は下記になります。
・布パーツ:GX1 クールホワイト(C)+CR3 色の源 イエロー(C)
・本体パーツ:61 ミッドナイトブルー(G)
・小道具①:GS09 サーフェイサーエヴォ レモンイエロー(G)→XC2 トパーズゴールド(C)
布パーツの塗装前後比較ですが…色変わっていますかね?
ツヤ消しがツヤ有りになったくらいですかね…
まぁボクの理想の色になりました!気持ちの問題です!
本体パーツはミッドナイトブルーを使用していますが、選定理由は塗料名称ですね!
ミッドナイトってだけでそれっぽいですよね~
小道具①はメタリックを使用するとギラギラになりすぎそうだったので、パール塗料のトパーズゴールドを使用しました。
しかし、下地をエヴォ ブラックで塗装したところ想像以上にギラギラしていたので、下地をエヴォ レモンイエローに変更しています。
筆塗装
ミミッキュの顔(ニセモノ)は後ハメ加工でパーツ分割していませんでしたが、それは筆塗装するためです!
この顔(ニセモノ)はミミッキュの能力で浮かび上がらせている様ですが、ボクはミミッキュが夜なべして自分で描いていると解釈し、あえて筆の跡が残る様に塗装していきたいと思います!
そっちの方が個人的には可愛いですからね~
ただし、あまりにもはみ出ると顔が怖くなりそうなので、大枠はマスキングします。
色の選定ですが、ミミッキュ君の気持ちを想像して暖色寄りのカラーリングがよい気がしました。
そこで茶色っぽい「29 艦底色(C)」を塗装してみましたが、想像以上に茶色過ぎました…
暖色寄りにすると違和感が拭えそうに無かったため、結局「14 ネービーブルー(C)」を塗装しました。
ミミッキュ君の気持ちを想像した意味…
尻尾の枝パーツには「ExQ BROWN(G)」を塗装していたのですが、艦底色の方がイメージと合っていたので、こちらを木目調に筆塗りしました。
ちなみに木目調に筆塗りとか言っていますが、ただ一定方向に塗り跡が残る様に塗装しただけです!
明るい茶色を先に塗装しているため、少し見える様に塗りムラを出しています。
色の選定を間違っても、タダじゃ起き上がらないスタイルですよ!
頬っぺたは「59 オレンジ(C)」を筆塗りしています。
こちらはマスキングが面倒だったので、そのまま塗装しています。
ただ、こちらも想像以上に明るい色過ぎたため、「WC3ステインブラウン(C)」を適当に塗装した後拭取ることで色をくすませています。
最後に目(本物)パーツを「Ex6 蛍光クリア(G)」、それ以外のパーツを「Ex4 EXフラットクリア(G)」でトップコートすることで完成です!
おわりに
お手軽に制作するつもりで始めましたが、行き当たりばったりで制作したことと、ヤスリ掛け工程で手間取ったことで思ったより時間がかかってしまいました…
やっぱり何事も計画が大事ですねぇ…
まぁ失敗しても誰にも文句は言われないので、ときどきは息抜きに無計画プラモデル制作をやっていきたいと思います(笑)
次回は完成品の写真を載せていきたいと思います!
それでは皆さんも楽しい無計画プラモ制作ライフを!
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